先日、お客様からお問い合わせいただいたのですが
Bansbach社のガススプリングは伸長スピードを選択することが可能です。
FAST / NORMAL / SLOW の3種類から選択可能です。
ただしお客様のアプリケーションが動くスピードというのは
アプリケーション自身の重量やガススプリングの取り付け位置にも大きく関連します。
伸長スピード以外は同じ仕様のガススプリングを比較してみました。
今回比較しましたのは、NORMAL と FAST になります。
ガス反力(F1位置)はどちらも60Nなのですが、基本的に伸長スピードは
ピストンに加工される穴の大きさで制御されます。
穴が大きい → ガスが移動しやすい → 早く伸長する。
穴が小さい → ガスが移動しにくい → ゆっくりと伸長する。
伸長方向だけではなく圧縮方向についても、穴の大きさの影響を受け
穴が大きい → 圧縮する際の外力が比較的軽い力で行うことができる。
穴が小さい → 圧縮する際の外力が比較的重い力で行うことができる。
ただし静止時のガス反力はどちらも同じ60Nです。
お問い合わせお待ちしております。