ちなみに、創立日は12月24日です。f^_^;)
それは置いておきまして^^;
先日、韓国から東京に到着する予定のコンテナ船で、エンジントラブルが発生し
神戸港で立ち往生していると一報がありました。当社のコンテナも積載してます( ̄◇ ̄;)
なんとか修復するとのことでしたが、結局、修理は出来ない状況になり
他の船が牽引して何とかコンテナ船は、2週間遅れで、各メインポートに到着しました。『共同海損』が宣言されました。
共同海損とは、船が座礁したり紛争に巻き込まれた時に発令されます。
私も初めての経験だったのですが、復旧にかかった費用をその船の荷主に負担させる
という制度です。
たとえば修理や曳航に1億円かかった費用を、足止めをくらった荷主で平等に分割します。
共同海損が発令後は負担金を納めなければ、荷主であっても荷物を引き取る事はできません。
時には莫大な費用負担を強いられることもあります。
ただでさえ納期も遅れ遅れになっている製品に対して、時には製品代金以上の費用負担が
発生しますので、「もういらん」という荷主もおられるそうです。そういう荷物は行き場のないままに、なってしまうこともあるそうです。
参考までに共同海損が発令さえる条件としては...
共同の危険が現実に生じていること
共同の安全のための行為であること故意かつ合理的な行為であること
犠牲および費用は異常なものであること
また共同海損による精算の対象となる損害または費用には
以下のようなものがあるらしい。。。投荷または強行荷役による積荷の損害
船体の強行曳きおろしによる船体・機関の損害積荷の瀬取り・保管・再積込費用
避難港へ入港するための費用
船員の給食料などの船費
救助業者へ支払う救助費および曳航費用
給食料も!! ( ̄◇ ̄;)
なんか非常に特殊なルールのように思えますね。
会社行くのに乗ってたバスがエンジントラブルになったから、エンジン直す金を払わないと
バスから降ろさないぞ! みたいな感じでしょうか。