他のロック付ガススプリングとはどうちがうのか?という質問をいただきます。
まず大前提ですが、ロック付ガススプリングは、ガススプリングの先端に小さなボタンがついていて
そのボタンを押している間、ガススプリングのピストンロッドという部分がシューっと伸びてきます。そのボタンを離せば、ピストンロッドの伸びが止まります。
このような機構を活かして、特急列車のリクライニングチェアー内部などに利用されており、
一番適切な場所でリクライニングチェアーの角度を固定することが可能です。
本題にもどりますが、一般的なロック付ガススプリングと比較して大きな違いを挙げてみました。
(1)選択できるストロークの幅が非常に広い(10mm ~ 800mm)
(2)選択できるガス反力の幅が非常に広い(0N ~ 2600N)
(3)ワイヤー操作でも、軽い操作性を生み出す緻密に設計されたショートリリース機構
(4)ロック中に必要とされるガススプリングの働きによって、さらに4~8種類に分類され
より便利で快適な製品への高い信頼性などが挙げられます。
特に(4)はバンズバッハ社だけの機構もあり、
特にヨーロッパを中心とする医療機器メーカーより高い信頼を得ています。詳しい種類の説明は、近日アップします。
〈ガススプリング、ロック付きガススプリング、ガスダンパーはバンズバッハ〉